こんにちは!土井です。
以前、梱包や発送に関しての記事を書かせていただきました。
発送のコツからユナイテッドエッジの発送の流れなどを説明したのですが、結構反響を頂いています(^^)
やはり商品の管理・梱包・発送に関しては興味を持たれてる方、実際に困っている方などがたくさんいる事を感じています。
そこで今回は、これらの物流に関して外注する、いわゆるアウトソーシングについて書かせていただければと思います。
なんだか難しそうなイメージがありますが、メリット・デメリットをなるべく簡潔に書いていきますので、是非参考にしてみてください。
目次
物流のアウトソーシングは増え続けている!
物流のアウトソーシングと聞くと、大手の企業が行なっているようなイメージがありませんか?
しかし、現在は中小のECショップでも利用が増えています。
その理由はネットショップにおけるマーケティングが複雑化し難易度があがっているためです。
力を入れるべきは「マーケティング」
経済産業省によると、2017年度の日本国内のEC市場規模は16兆5,054億円とされています。
そして、さらに右肩上りになることが予想されているのです。
非常に嬉しい統計ではあるのですが、逆に言えばあなたのネットショップの競合がどんどん増えているということなのです。
そうなってくると、いかに自分のネットショップをお客さまとなるユーザーに売り込むかを考えることが重要になってきます。
その部分を考える時間を、商品の管理や発送業務に取られることは、場合によっては致命的なロスになる場合も!
最も優先すべきは「売上を伸ばすための施策」を考える事なのです。
それに気付いたネットショップ運営者は、物流に関してのアウトソーシングを積極的に考え実行しているのです。
物流をアウトソーシングするメリット
なんだか少し難しい感じになってしまいました^^;
要するに「時間を上手に使い売上を伸ばす為に、アウトソーシングを活用しよう」ということですね。
とはいったものの、「じゃあ早速!」と行動してしまうのも考えもの。(しかしその行動力は素晴らしい!)
物流をアウトソーシングする場合のメリット・デメリットも知っておく必要があります。
まずはメリットからみていきましょう。
物流をアウトソーシングするメリット
- 業務の効率化
- コスト削減
- 物流コストの明確化
- 商品やサービスの向上
- 繁忙期などのリスクコントロールが可能
以上のようなものがメリットとして挙げられます。
一番のメリットはやはり、業務の効率化でしょう。
物流をアウトソーシングすると、物流業務(梱包・発送・検品など)にかかる手間と時間を大幅に削減することができます。
この時間を使い、ネットショップの売上を伸ばす秘策などを考えることができます。
今後より一層この部分は重要な作業になってくるはずです。
そしてコスト面。
規模にもよりますがコストの大幅な削減も可能になってきます。
実質的なコスト削減は、優先的に行いたい外注化の一つですね。
個人的には商品やサービスの向上も注目したいところ。
そう感じてしまう出来事が最近あったからです。
個人的な話になってしまいますが、某有名なネットショップを利用して服を購入しました。
商品が到着していざ箱を開けてみると、信じられないくらい「たばこ&香水臭い!」
なんでこんなに!?と思いながらも、一応服をチェック。
ほぼ新品同様ではあったものの、服を持った手にもタバコや香水の匂いが・・・
結局、服を合わせることもせずにすぐに洗面所でつけ置き(´Д`;)
「一体どんな管理をしているんだろう」と非常に疑問を持ってしまいました。
もちろんその後、買ったネットショップに一報しました。
自分だったらこのようなことはしないなぁとつくづく感じた瞬間でした。
なぜなら、このネットショップは二度と利用しないと思うからです。
このようなことも、物流を外注化することで防ぐことが可能にもなってきます。
物流をアウトソーシングするデメリット
反対に考えられるデメリットは以下のようなものがあります。
物流をアウトソーシングするデメリット
- アウトソーシングのコストがかかる
- 自分で物流のノウハウを構築できない
- 自社のノウハウが漏えいする可能性もある
- 責任の所在の複雑化
アウトソーシングするコストは、事前にチェックができるため、 この部分のデメリットは簡単に回避することは可能です。
どちらかというと、情報やノウハウなどのソフト面で漏えいがあったり、何か問題が起こった時の責任の所在などの複雑化が考えられます。
しっかりした物流アウトソーシング会社を選べば、このような問題は回避できますが、デメリットとして考えておいていいと思います 。
物流をアウトソーシングする基準
どのような場合に物流をアウトソーシングすべきかも悩みどころの一つですよね。
物流をアウトソーシングした際に赤字になるかならないかは基本的な判断基準ではありますが、他の場合は特に決まってはいません。
ただ個人的に、以下のような場合は物流のアウトソーシングをしてもいいのでは?と考える基準を並べてみます。
- 出荷件数が月60件以上(1人で)の場合
- 梱包に5分以上かかる場合
- 在庫スペースと作業スペースが狭すぎる場合
- 資材や配送コストが1,000円近い場合
上記のようになってくると、経験上かなり作業効率が悪くなる事が多いと感じています。
そうなった場合、物流はアウトソーシングしてしまい、自分は新しく利益を生み出す仕事に集中した方が、結果的に利益増える場合がほとんどです。
しかし、これはあくまで個人的な考えに基づくものです。
このような場合以外はアウトソーシングなしでやりましょうというわけではありませんのでご注意を!
これらの基準に合わなくてもコスト面や自分の判断で、物流をアウトソーシングしてください。
物流をアウトソーシングするなら!
市場規模の拡大に合わせて物流をアウトソーシングする会社も多くなってきました。
中には大手の物流会社も参入してきています。
しかし、大口をメインとしてきた大手物流会社だと業務の内容でマッチしないこともあったりします。
その点ユナイテッドエッジでは、元々ECの業務を知り尽くした上で、物流のアウトソーシングのご相談をさせて頂いております。
そして格安でご利用いただけるサービスもご用意しています。
固定費500円のワンコイン倉庫&発送代行 | 小口〜大口まで月1個から発送OK!
その他にも商品の撮影、採寸、原稿作成(ささげ)業務やコールセンター業務などのフルフィルメント業務のご相談も可能です。
物流のアウトソーシングは今後も広がりを見せてくる可能性が高いです。
もし物流のアウトソーシングで迷っていたり、疑問があった場合はお気軽にご連絡ください(^^)